
AWSエンジニアってどんな仕事なのかな?
将来性のあるお仕事なのかな?
クラウドコンピューティングは、IT業界のみならず、多くのビジネス領域で普及が進んでいます。
AWSはその先頭を走るプラットフォームとして認知されています。
AWSを活用するAWSエンジニアの需要は今後とも高まる一方です!
しかし、AWSエンジニアについて、具体的な仕事内容や将来性について
気になる方も多いのではないかと思います。
そこで本記事では、AWSエンジニアの仕事内容や将来性について解説します。
本記事を読むことで、AWSエンジニアについての理解をより深めることができます!
ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです^^
AWSエンジニアとは?


まずは、「AWSエンジニア」とは何かについてご紹介します!
AWSとは?



そもそも、AWSってなに?
AWSエンジニアのご説明をする前に、そもそもAWSとは何かについてお話しします。
AWS (Amazon Web Services)は、Amazonが提供するクラウドサービスです。
AWSは、個人から大企業まで、さまざまな規模と業界で使用されています。
AWSはクラウドサービスで世界シェア1位の人気サービスとなっています!
また、ガートナー社が発表しているCIPS Magic Quadrantのリーダーに12年連続で選出されており、AWSの能力の高さが証明されています!
Amazonは全世界のデータセンターを活用して、安全で信頼性の高いインフラストラクチャを提供しています。
それにより、利用者は高額な初期費用や維持費をかけずに、必要なリソースを必要な分だけ使用することができます。
Netflix, Airbnb, Spotifyなど、多くの有名企業がAWSを活用しています。
これらの企業はAWSのスケーラビリティ、信頼性、セキュリティを評価し、自社のビジネスを支えるインフラとして利用しています。



AWSはその多様なサービスと信頼性の高さから多くの企業に採用されており、世界的なクラウドサービス市場のリーダーと言えます!
AWSエンジニアとは?



AWSエンジニアってなに?
AWSエンジニアは、AWSを利用してシステムの設計、構築、運用を行うエンジニアです。
AWSの多様なサービスを活用して、システムのスケーラビリティ、可用性、セキュリティを確保します。
AWSエンジニアは、ビジネスニーズに応じて適切なAWSサービスを選択します。
それを活用することで、従来のオンプレミスに比べてコスト効率が高く、
スケーラブルで信頼性の高いシステムを構築することができます。



オンプレミスは、自社でサーバーなどを所有して運用するやり方です。
クラウドサービスであれば利用者は使いたいときに使いたい分だけ利用できるのでコスト効率が高くなります!
インターネットに接続できる環境であれば、AWS上で作業することができるので
在宅勤務(テレワーク)できる案件が多いのもAWSエンジニアの大きな特徴です!



私もAWS案件に入るようになってからフルリモートワークで働けるようになりました!
通勤時間が0になったのが本当にありがたいです…!
AWSエンジニアの仕事内容





AWSエンジニアってどんなお仕事をしているの?
AWSエンジニアの仕事内容は、大きく分けて「設計」「構築」「運用」の3つがあります。
それぞれの仕事内容について、詳しくご紹介します!
設計
AWSエンジニアは、企業のビジネス要件に基づいて最適なAWSサービスの組み合わせを設計します。
設計をする際には、費用対効果、性能、信頼性、セキュリティなどの観点が考慮されます。
設計フェーズはシステム開発で最も重要な作業であり、設計内容はこの後の構築や運用へも直結します。



AWSでは2023年1月時点で、230以上のサービスが利用できます!
これらを適切に組み合わせることで高度にカスタマイズされたシステムを設計することが可能です。
構築
AWSエンジニアは、設計内容に基づいてAWS上にサービスを構築します。
たとえば、EC2を用いたサーバ構築、VPCを用いたネットワーク設定、RDSを用いたデータベース設定などを行います。
構築フェーズでは、設計内容が実際のサービスとして実装されるので、技術的なスキルが求められます。
AWSエンジニアはAWSマネージメントコンソール、AWS CLIやSDKを使ってサービスを立ち上げと設定を行います。



スキルをフル活用して、設計内容通りに正確で効率的な構築を行うことで信頼性の高いシステムができあがります!
運用
AWSエンジニアは、構築されたAWS上のシステムの運用と保守作業を行います。
これには、モニタリング、トラブルシューティング、パフォーマンスチューニング、セキュリティ対策などが含まれます。
運用は、システムの持続的な性能と安定性を保つために必要不可欠です。
AWSではCloudWatchなどのモニタリングツールが提供されており、AWSエンジニアがシステムの状態を把握して、
必要に応じて対応することを可能にしています。



日々の運用はシステムの安定稼働のためにも重要な作業です!
AWSエンジニアになるためのスキルや知識





AWSエンジニアになるために必要な知識やスキルってなんだろう?
AWSエンジニアとして働いていくために必要な知識やスキルがいくつかあります。
それぞれの知識やスキルについて詳しくご紹介します!
AWSに関する知識
AWSエンジニアには、当然ですがAWSに関する知識を持っていることが必須になります。
AWSの主要なサービスの特性や利用方法についての知識が必要です。
AWSは数多くのサービスを提供しており、それぞれのサービスが特定の目的のために最適化されています。
そのため、最適なAWSサービスの組み合わせを決めるためにもAWSへの理解が求められます。



AWS認定試験などを活用して体系的に知識を身につけていくのがオススメです!
インフラに関する知識
AWSエンジニアには、ネットワークやストレージ、セキュリティなど一般的なインフラに関する知識が求められます。
AWSサービスは基本的に、従来の物理的なITインフラ(いわゆるオンプレミス)のクラウド版です。
そのため、ITインフラの基礎知識があると、AWSサービスの理解が深まり、より効果的に利用することが可能になります!



基本的なインフラ知識があると、AWSへの理解もより深まりますよ!
開発スキル
AWSエンジニアには、開発スキルも求められます。
特に、自動化やコーディングの能力が求められます!
AWSの環境はコードによって管理され、自動化が可能です。
したがって、AWSエンジニアには、プログラミング言語やIaC(例:Terraform、AWS CloudFormation)を使ってインフラを自動化するスキルが必要です。
たとえば、CloudFormationを使ってインフラの設定をコード化し、一貫性のある環境を迅速にデプロイすることができます。
また、Pythonを使ってスクリプトを書くことで、定期的なタスクの自動化やエラーのトラブルシューティングを効率化することができます。



インフラ環境のコード化(IaC)ができると市場価値も上がるため、プログラミングスキルもあるとオススメです!
AWSエンジニアの年収





AWSエンジニアって稼げるお仕事なのかな?
AWSエンジニアになると、どのくらい年収をもらえるのでしょうか?
各種データを基に、ご紹介します!
会社員全体の平均年収よりかなり高い!
AWSエンジニアの年収は、一般の会社員全体の平均年収と比較して、かなり高い傾向にあります!
令和3年分 民間給与実態統計調査(国税庁)によると、会社員全体の平均年収は443万円です。
また、令和3年 賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によると、システムエンジニアの平均年収は568万円です。
そんななか、求人掲載サイトを確認してみると、会社員のAWSエンジニアの平均年収は621万円です。(2023年6月時点)
システムエンジニアという職業が会社員全体の平均よりかなり高い水準ですが、
AWSエンジニアはシステムエンジニアよりもさらに高い水準となっています。



クラウド市場が右肩上がりで成長しており、かつAWSは世界で最も利用されているクラウドサービスのため、市場価値がとても高いです!
IT人材も不足しているため、AWSエンジニアの需要は今後も高まっていくと思います!
AWSエンジニアの将来性が高い理由





AWSエンジニアは年収が高いんだね!
これからも将来性があるお仕事なのかな?
AWSエンジニアは将来性のあるお仕事だと言えます。
その理由についてご紹介します!
理由①:AWSはクラウドサービスのシェア世界No.1であるため
Canalysの調査結果によると、
2023年第1四半期において、AWSのシェアは32%で市場をリードする存在となっています!


Microsoft AzureとGoogle Cloudのシェアを合計したら、AWSのシェアを何とか上回ることができます。
それぐらい、AWSが占める割合が大きくなっています。
数多くあるクラウドサービスの中で、世界No.1のシェアを誇っていることから、
AWSエンジニアの需要はかなり多いことが見て取れます。
理由②:クラウド市場が右肩上がりであるため
Synergy Research Groupの調査結果によると、
クラウド市場は年々右肩上がりに成長していることがわかります!


世界のクラウド市場は年々右肩上がりとなっており、今後も増加していくことが予想されています
クラウド市場は年々右肩上がりであり、そんなクラウド市場をリードしているのがAWSです。
AWSエンジニアの需要は今後を増え続けていきそうですね!
理由③:IT人材が不足しているため
IT人材需給に関する調査(経済産業省)によると、
2030年には最大で約79万人のIT人材が不足する見込みであると予想されており、今後もIT人材不足が進んでいくと思われます。


AWSを含むクラウド市場は右肩上がりの成長を遂げていますが、一方で成長を支えるIT人材は不足しています。
そのため、AWSエンジニアに対するニーズは今後も増え続けていくものと思われます。



AWSエンジニアの年収が高いのは、どの企業も人材不足であることも要因の一つです。
将来性のあるAWSエンジニアになることで、市場価値をぐんと上げることができますね!
Q&A:AWSエンジニアについてよくある質問


今回紹介した内容について、よくある質問と回答をまとめました!
- AWSエンジニアとは何をするお仕事ですか?
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AWSエンジニアは、Amazon Web Services(AWS)というクラウドサービスを専門に扱うエンジニアです。
その業務内容は、クラウドインフラの設計、構築、運用管理、最適化など多岐にわたります。
また、企業のビジネス要件に合わせたクラウドシステムの設計や、問題が発生した際のトラブルシューティングなども行います。 - AWSエンジニアの将来性は高いとよく聞きますが、なぜですか?
-
AWSエンジニアの将来性が高い理由は主に3つです。
- AWSがクラウドサービス市場で大きなシェアを占めており、多くの企業がAWSを利用しているため
- クラウド技術が今後も発展し続け、ますます多くの企業がクラウドを活用するようになると予想されているため
- IT人材が不足しており、クラウドを理解し使いこなせるエンジニアの需要が増えると見込まれているため
- AWSエンジニアになるために必要なスキルは何ですか?
-
AWSエンジニアになるためには、まずAWSに関する基本的な知識が必要です。
そのため、AWSの各種サービスの概要や機能を理解し、それらを適切に利用するための技術を身につけることが大切です。また、ネットワークやサーバーなどの基本的なインフラ知識も必要とされます。
プログラミングの知識も求められることが多いです。特にPython言語がよく使われます。
まとめ:AWSエンジニアは今後も市場価値が高まる!


本記事では、AWSエンジニアの仕事内容やスキル、将来性について詳しく解説してきました。
AWSエンジニアは市場からのニーズが高く、将来性のあるお仕事です。
AWSエンジニアになることでみなさんの市場価値は間違いなく高まります!



私自身、AWSエンジニアとして働くことで以前よりも市場価値が爆上がりしました!
転職市場からの求人もかなり多く、今の職場が嫌になったらいつでも離れられる選択肢が常にあります。
AWSエンジニアであることで在宅勤務可能な自由な働き方ができており、「精神安定剤」となっています。
本記事がみなさんのAWSエンジニアへのキャリアを考えるうえで、少しでも参考になりましたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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